• 2015.10.10

左回りの法則は、運動会・コンビニ・ディズニーにまで影響していた!?

厳しい暑さもひと段落した10月は「食欲の秋」「芸術の秋」とよく言われますが、MiyuとMisaにとっては「運動会の秋」でもあります。

さて、運動会と言えば組体操と並んで「対抗リレー」がメインイベントとして知られているのですが、みなさんはリレーを見ていてこんな疑問を感じたことはありませんか?

それは『なぜ、トラックは左回り(反時計回り)なの?』と言うことです。

多くの方は小学校・中学校と”左回り”のトラックでリレーをしていたので、理由と言うより自然に慣れてしまっている感覚だと思います。

実際、Papaも小中学校時代からトラックは”左回り”だったので「なぜ?」と言う視点はなかったのですが、実は、調べてみると”左回り”には色々な理由があるようです!

そこで、今日は『左回り(反時計回り)の背景』について色々書いていこうと思います。

左回りのきっかけはオリンピック

まず、運動会などで見かけるトラック競技は左回りで行なわれていることは先程書いた通りですが、左回りになったきっかけは陸上の祭典「オリンピック」です。

その歴史は、1908年に開催された第4回ロンドンオリンピックまでさかのぼります。

実は、この時代は、トラック競技を”右回り”にするのか、”左回り”にするのかは大会ごとの主催者によって異なっており、第1回アテネ(1896年)、第2回パリ(1900年)、第3回セントルイス(1904年)、アテネ特別大会(1906年)は”右回り”で競技が行われていたそうです。

しかし、第4回ロンドンオリンピックで”左回り”が採用され、1912年に設立された国際陸上競技連盟(IAAF)で「トラックは左回り」と国際ルールで正式に定められ”左回り”が定着します。

それが運動会などのトラック競技は”左回り”と言う由来です。

左回り採用の理由は医学的なもの?

では、なぜ”左回り”が採用されたのでしょう?

実はこの件に関しては諸説あるので「これが理由!」と明確に言えるものはありませんが、一番有力とされる説は『心臓が左側にあるから』と言うものです。

心電図

人の心臓は左側にあるため、本能的に左側を守ろうとする心理が働くそうです。そのため、心臓が外側になる”右回り”より内側となる”左回り”が心理的に受け入れらるからと言うものです。

同じように、心臓が左にあるため負担のかからない右側を主体に使う傾向が強いため『利き手は”右”が多い』とも言われています。

これらの理由から、身近なコンビニですが実は”左回り”主体で商品が陳列されているそうですが、みなさんはご存知でしたか?

行動心理学では人は商品を手に取るのが”右手(右利き)”なので、無意識の間に右手で商品が取りやすいように”左回り”で行動するそうです。そのため、売れ筋商品を”左回りの右側”に配置するのが鉄則で、『左回りの法則』とマーケティングの世界では呼ばれています。

この利き手は”足”にも当てはまり、地面を蹴る利き足が右の人が多いことから、右足を思いっきり蹴ることのできる”左回り”だと生理的に走りやすく好成績が期待できると言われています。

実際、利き手においては「人種や時代を問わず、人類のほぼ90%が右きき(出典:富永裕久著 PHP研究所 2006)」と言われていますし、オリンピックでも”左回り”のほうが好評だったと言われていますから信ぴょう性は高いですね。

ディズニーも左回りの法則を利用している!?

さて、MiyuとMisaが大好きなディズニーランド・シーですが、実はディズニーも人の”心”をキャッチすべく『左回りの法則』を上手く利用しています。

それが顕著に見られるのが「アトラクション」です。

ディズニーランド「キャッスルカルーセル」の馬がすべて白色の理由とは

先程から「心臓が左側にあるので人は自然と”左回り”を好む」と書いていますよね。

そのため、自然かつ安心感を与えるアトラクションは”左回り”になるように設計されているそうです。

ディズニーランドの「キャッスルカルーセル」「空飛ぶダンボ」、ディズニーシーの「キャラバンカルーセル」「ジャスミンのフライングカーペット」はこの心理から”左回り”になっており、逆にディズニーランドの「スタージェット」「カリブの海賊」、ディズニーシーの「スカットルのスクーター」「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」など、怖い感覚や多少の不安感を与えるアトラクションは”右回り”の設計がされているそうですよ。

まとめ

右回り・左回りに関しては、「地球の自転が影響している」「各臓器との重量バランスを取るため左に寄る傾向がある」と言う説も存在しますが、これらを書きだすと収集がつかなくなるので今回は割愛します。

ただ、話を運動会に戻し、1908年のロンドンオリンピックから現在に至るまで”左回り”が採用されているのは、やはり人間としての機能(利き手・利き足・行動心理学など)が大きく影響していると考えるのが自然だと思います。

要するに、「左回りが自然」と言うことですね。

LINEで送る
Pocket

関連記事

プロフィール

学級委員長タイプのお姉ちゃんMIYUと、マイペースな妹MISA。ふたりの成長期を役に立つ情報と交えてお届けする雑学専門チャンネルです。ちなみに記事はPapaが中心に書いてます!


ディズニー専門専門ページをオープンしました!

お役にたてばポチッと♪

ページ上部へ戻る