• 2016.1.25

クラシックコンサートで”乱闘”発生!?

上品なイメージがあるクラシックコンサートからは想像できないのですが、けが人が出る乱闘騒ぎにまで発展したコンサートと言うものがありますので、今回はそのクラシックコンサートについて書いてみようと思います。

けが人が出る乱闘騒ぎにまで発展したコンサート。その楽曲を手掛けたのはロシアの作曲家「イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)」です。

ストラビンスキー
(C)Wikipedia

代表曲に「火の鳥」「ペトルーシュカ」が挙げられる現代クラシックを語る上で欠かすことのできない作曲家が”この騒動”に巻き込まれることとなったのです。

その騒動は1913年、サン=サーンス、ドビュッシー、ラヴェルと言ったクラシック界を代表する作曲家が臨席して初演を迎えた「春の祭典」で起こります。

曲が始まると観客たちから笑いや足踏み、さらには野次が飛ばされるようになり、最終的にはこの曲を評価する観客と評価しない観客の間で乱闘が発生し、劇場側が「とにかく最後まで聴いて下さい!」と叫ぶほどだったとか…

なんとも現在のコンサートからは想像ができないのですが、当時のコンサートではこのような観客による”品評”は珍しいことではなかったそうです。

ただ、あまりにも大きな混乱だったため「春の”災”典」との見出しで新聞を賑わしたそうですが、正直、ストラビンスキー本人にしてはなんとも辛い体験だったのではないでしょうか?

現代クラシックの名曲

さて、そんな騒動に巻き込まれた「春の祭典」ですが、実際は音楽に対して批判的な意見が寄せられたと言うより、バレエの衣裳や振付に対して客席が反応したと言われています。

バレエと聞くと「白鳥の湖」のような優雅な踊りをイメージされると思いますが、ヴァーツラフ・ニジンスキーの振り付けは民族衣装を着たダンサーが舞台を走り回ったり、首をひねったまま飛び上がるなど、今までのバレエにない衣裳とダンスだったそうで、その奇抜さに賛否両論巻き起こったと言われています。

一方、音楽性に対しては、5/8拍子・7/8拍子などの変拍子が織り交ぜられた”難曲”で「指揮者・演奏家泣かせの曲」とも言われていますが、その音楽性はとても評価が高くオーケストラのレパートリーとして定着し、ウォルト・ディズニー制作のアニメ映画「ファンタジア」でもBGMに取り上げられるなど多方面に影響した名曲として今日に至ります。

と、春の祭典にまつわる騒動はクラシックコンサートを語る上で欠かすことのできないエピソードとなっていますが、音楽・映画・テレビドラマなど作品が公開されるとき、色々な意味で注目を集める作品は賛否両論巻き起こすのは昔も今も変わらないと言えますね。

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学級委員長タイプのお姉ちゃんMIYUと、マイペースな妹MISA。ふたりの成長期を役に立つ情報と交えてお届けする雑学専門チャンネルです。ちなみに記事はPapaが中心に書いてます!


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